2019年10月1日
この写真は2019年9月28日の臨時総会の、特別決議の結果発表の写真です。

ホワイトボードに青字で書かれた数字が、1号議案「団地管理組合の成立」と、2号議案「管理規約の制定」に必要な、建物所有者の賛成票と、その割合の計算式と結果です。

黒文字は土地だけの賛成者も加えたもので、決議には関係しない参考数値です。

管理組合は、建物所有者の人数で81.74%の賛成者と、賛成者の面積が82.87%となったとして、いずれも区分所有法の規定の3/4を超えたとし、団地管理組合の成立を宣言しました。

しかし、数字がごまかされている疑いがあります。

中央の波線上にある、面積 ○建 376,235 / 454,001 82.87% は建物所有者で賛成者の面積割合の計算式です。

分母に454,001と見慣れない数字が使われています。

おそらく建物所有者の合計面積と思われます。
本来この分母には、丸紅が分譲した1090区画の合計である分譲面積 569,050 が使われなければなりません。

それが区分所有法の決まりです。そうすると賛成者の合計面積は66%ぐらいしかなりません。

建物所有者で2区画以上を所有する人の建物の無い庭の区画も賛成者の面積に合算していいのかの疑問もあります。

合算しなければ賛成者の面積は60%以下となる可能性もあります。
分母の数字を小さくすれば、区分所有法が要求する3/4 以上の賛成の75%を超えるのは簡単です。

「この数字はおかしい」と指摘しても無視されました。出席者は何の疑問も感じてないようです。

後でこの数字を取りまとめた司法書士に話を聞くと「我々の議決権の数え方は、あなたとは違うものです」と答えていました。
問題は数字だけではありません。

元々、当別荘地に区分所有法は適用されません。

不正が行われた疑いが有ります。管理組合はこれらの疑問点にお答えください。     以上